アメリカの天然植物から作られたお香。
Incienso de Santa Fe(インシエンソ デ サンタフェ)は、1963年ニューメキシコ州アルバカーキで設立されました。
サンタフェのアーティストが、1952年にオリジナルのPinon(松ぼっくり)のお香を作ったのが始まりで後に香炉を製作しました。
1963年の設からいをかけて7種類の天然の香りを生み出しました。
「Pinon」(ピニョン)
フットヒルズというカリフォルニアの乾燥した山の地域からアリゾナの東側、ニューメキシコ、テキサス、ワイオミングの北側と、広い範囲に棲息している常緑樹です。
ニューメキシコでは焚きの木として馴染み深く、イメージとしては「松ぼっくりの木」日本人でも懐かしい香り。
「Aider」(アルダー)
西海岸沿いの湿度が高いエリアに棲息する広葉樹。
魚介類のスモークや家具用材料として広く利用されています。とてもマイルドで「Cedar」を更に優しくした様な香りです。
「Cedar」(シダー)
世界中に広く棲息していて多目;的に利用されています。木自体の香りの良さから家具用の木材としても人気です。
こちらもアメリカで多くの人に馴染みのある木で心を落ち着けたり、気持ちを高めたりと多彩に効果を見せてくれます。
「Fir Balsam」(ファーバルサム)
高原の山々に自生し、大きな実を付けることで知られております。
クリスマスツリーに生の木が使われる為、その香りはとても生活に馴染んだものとしてアメリカでは人気があります。
このインセンスは気持ちをリフレッシュさせてくれる香りです。
「Hickory」(ヒッコリー)
この名前を聞いてスモーク料理を思い浮かべる人も多くいるかと思います。
この木はこのインセンスシリーズの中で唯一アメリカ西海岸では無く、南東部に棲息し、バーベキューに良く使われることから、夏のイメージのある香りです。
「Juniper」(ジュニパー)
アメリカ中に棲息し、アメリカ人には馴染みの木の1つで、庭木にも良く使われております。
その実はルックスがブルーベリーによく似ていてジュニパーベリーとも呼ばれ、お茶やナチュラルメディスンとしても利用されてます。
インセンスに使用してるのはロッキーマウンテンジュニパーという名前のもので日本のお香にも似た上品な香りです。
「Mesquito」(メスキート)
アメリカ南西部の砂漠地帯からメキシコの標高い地域に棲息するマメ科の植物。
とても特徴的な香りで、燃料として、またバーベキューやスモーク料理の香り付けとして利用されております。
ネイティブアメリカンはこの豆を自分達の家畜の食材として利用しております。
メスキートの複雑な芳香をしっかり表現したインセンスです。